あっさり失点病について思うこと
岡山戦後のソリさんコメントを読んで、あらためて岡山戦をDAZNで見てみました。
いやぁ結果がわかっている中、あの試合をもう一度見るのは勇気がいりますね。
こちらの記事でPKキッカーが疑問と綴らせてもらいました。
ソリさんコメントでもPKキッカーについての質問があり、回答されていました。
PKキッカーについて
ファーストキッカーは決めている
誰が蹴るかは試合状況の中、選手が決めること
誰が蹴ろうと責任はすべて監督にある
個人的には、
あの状況でのファーストキッカーは三島選手だった
試合状況・選手の判断で田中選手がPKを蹴った
誰が蹴っても責任は監督にある(これは選手を庇っての監督の言葉)
だったと解釈しました。
PK前に監督から直接指示を出すことなく、実際にピッチで戦っている選手の判断に任せる。
これについては納得です。
あの状況で田中選手が蹴ったことについても納得します。
ただ、あの状況で、PKを獲得した直後、すぐにボールを持っていたのは田中選手。
他の選手は田中選手が蹴るんだと思った気がします。
でもファーストキッカーは三島選手。(だと思われる)
三島選手には「俺が蹴る」と名乗り出て欲しかった。
山雅のエースストライカーを狙う立ち位置にいる選手だけに、俺が蹴って決める、という心構えを見せてほしかった。
あのシーンで高崎選手だったら、俺が出ると名乗り出た気がします。
あくまで憶測ですが。
その、ほんの小さな、心構えの差があるかないかで全然違うと思います。
あっさり失点病について
ここ数日、あっさり失点病について、いろいろ考えていました。
ぼくはサッカーの専門家でもなければ、サッカーのプロを目指していたわけでもありません。
ただ山雅が好きで、山雅の試合は現地、観戦できないときは映像でほぼ試合は見ている程度の、どこにでもいる山雅好きな人の一人です。
あくまで一個人の意見です。
あっさり失点病、あっさりしているだけに難病ですね。
どう対策をとるのか、なにを持って病が治るのか、あっさりしているだけにわからないんですよ。
一瞬のスキをつかれた
守備はしっかりできていた、ただあのシーンだけは緩んでしまった
っとよく試合後に聞かれることです。
ソリさんの試合後コメントにもありましたが、人間は楽な方に流れてしまうもの。
ちょっとした気の緩みは必ずあるものだと思います。
おそらくサッカーで90分間、チームとして集中しきれるチームなんて、そうそうないと思います。
岡山戦に限って見ても、押し込まれる展開となったものの、しっかりと最後のところは守備ができていました。
でも、あのロングスローのところ、あそこだけは緩んでしまった。
っというか、豊川選手が最後まで諦めていなかった。
サイドからのクロスに弱い
相手のロングボールの処理が甘い
とか、明らかな課題があれば、その対策を練れば良いのですが、そういうわけでもない。
「あっさり失点病」は本当に難病だと思います。
おそらく今シーズン治すことは不可能に近いと思います。
じゃあ、どうすれば良いか。
これは、今シーズン目指してきている、山雅が目指すサッカーを続けること。
これに尽きると思います。
チームとして同じ方向に向かって、目指すサッカーを突き詰めていく。
現段階で言うと、先制して、しっかり2点目をとるような試合展開に持っていくこと。
これが大切なんじゃないかと。
週末の試合、山雅戦の他に、富山戦もDAZNで見ていました。
柳下選手がCKからPKを獲得し、先制点に貢献していました。
岡山戦の安川選手が獲得したPKと、柳下選手の獲得したPKがちょっと似ているんです。
どちらの選手も、気持ち一歩前に出た結果、相手のファールを誘うことができてPKを獲得しているんです。
90分間、集中を切らさずにいることは、とても大変なことに思えます。
でも、一つ一つ、目の前のプレーで気持ち一歩前へ出る、頑張ることはできると思います。
その一歩前へ出る、チャレンジが一つでも多くなれば、チャンスが広がる気がします。
やはり、試合全体で見ることも大事ですが、一つ一つのプレーを真剣にプレーすることが重要なのかなと。
応援についても、一つ一つの応援、気持ち一つ、少しでも大きめに声を出すことが重要なのかなと。
そして、選手が一歩前へ出る、チャレンジした結果については大きな拍手・声援で答えてあがるべきなのかなと。
相手の選手にブーイングする機会を窺う余裕があるなら、その余裕を山雅選手のチャレンジに目を向けるべきなのかなと。
ため息は出てしまいますが、それ以上に、良いと思ったプレーには大きな拍手・声援で送ってあげるべきなのかなと。
いまは悪い方、悪い方、とマイナスの循環が巡ってしまっているのかなと。
これをポジティブな声援で、良い方、良い方、とプラスの循環になるよう、応援していくべきなのかなと。
きっと山雅の選手たちは、必ずこの声援に答えてくれるでしょう。
そして、目の前の一戦に向けて、最高の準備をいまもしてくれているはずです。
ぼくも、普段より少しでも大きな声援をおくれるよう頑張っていこうかと思いました。